
01.プロジェクト概要
北九州市郊外の住宅地に計画された、3戸の分譲住宅です。
隣接する吉祥寺公園には多くの人が訪れ、周辺では車の往来もあることから、子どもたちが安心して遊べる場所を住まいの近くに確保することを目指しました。
住棟の配置を工夫して生まれた「共用庭」は、3戸のご家族が一緒に利用できる場所。各住戸のテラスとつながることで、子どもたちの遊び場になるだけでなく、家族同士の自然な交流も生まれます。
家事をしながら子どもを見守る。テラスで季節を感じる。庭を通して、住む人同士がゆるやかにつながる。
そんな、日々の暮らしに寄り添う外部空間をつくりました。



02.評価ポイント ※審査員による評価コメント原文
吉祥寺公園に近接する敷地に3戸の分譲住宅を計画するにあたり、敷地中央に大きな共用庭を設け、子どもたちが安全に遊び、3家族が交流できる場を実現した点を高く評価した。共用庭にはウッドデッキのテラスが設けられ、敷地境界にとらわれず互いに利用できる場となっている。住戸内部からの視認性も高く、子どもを見守りやすい点も、子育て世帯にとって有効である。プライバシーを重視するあまり近隣との関係が希薄になりがちな現代において、同時に分譲する3戸の間にコミュニティを育み、子育て期に限らず互いに支え合える住環境をつくろうとする試みが素晴らしい。
03.暮らしのシーン紹介

公園に隣接するまちの風景に寄り添いながら、
3つの住まいがひとつの暮らしをつくる。
外からの視線や車の往来に配慮し、
家族が安心して過ごせる住環境を実現しました。
LDKは共用庭に向かって大きくひらき、
室内と外部がゆるやかにつながる設計に。
子どもたちの遊ぶ姿を見守りながら、
家族それぞれの時間を心地よく過ごせます。


3つの住戸の外部空間をひとつにまとめ、
子どもたちが安全に遊べる共用庭を計画。
連続するテラスは、食事や会話を楽しむ
住民同士の交流の場になります。
04. グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、デザインを通じて暮らしや社会をより良くする取り組みを評価する賞です。
形や見た目の美しさだけでなく、使いやすさ、機能性、社会との関わり、将来性など、さまざまな観点から総合的に評価されます。
イデアハウスは今回の受賞を、住まいのデザインにとどまらず、より豊かな暮らしを提案していくための新たな出発点と捉えています。